出向時の給料は出向元と出向先どちらが負担するの?

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出向時の給料は出向元と出向先どちらが負担するの?

出向時の給料はどっちが支払う?

出向時の給料はどっちが支払う?
在籍型出向は、雇用を維持しながら人件費を抑えることができる出向のスタイルですが、問題となってくるのが給料の支払いです。
基本的には契約に基づいて負担割合が決まり、従業員に給料が支払われるのですが、出向の経験がない企業がほとんどで、どうやって割合を決めればいいのか分からないということもあるでしょう。
この記事では、出向時によくある割合をご紹介いたします。

完全に折半する

在籍型出向で多く見かけるのは給与を完全に折半するケースです。
出向元企業の給与が30万円だとしましょう。
これに、会社負担の社会保険料をプラスして2で割った金額をそれぞれが出し合い、給料として支給します。
出向元としては本来かかるはずの半分で雇用を維持でき、出向先は通常よりも割安で人員の確保ができます。
それぞれにメリットがあり、多くの出向契約で取り入れられています。

出向先企業の給与を出向先企業が支給し、残りを出向元が支給する

次に多く見られるのが、出向先企業が出向先企業の基準で給与を全額支払い、
それでも足りない場合は出向元企業が残りを補填するというやり方です。
出向元企業は人件費を最低限まで抑えることができるので、負担が少なく出向に送り出すことができます。
それに対して出向先企業はメリットがないように感じますが、採用費用を抑えることができたり、他社で経験のある人を迎えることができるので、それなりにメリットがあります。

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