出向とは?在籍型出向と転籍型出向の違いとは?

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出向とは?在籍型出向と転籍型出向の違いとは?

出向とは何か?

出向とは何か?
あなたは出向という制度をご存知ですか?
「片道切符の島流し」なんてイメージをお持ちかもしれませんが、実際は少し違います。
この記事では出向とは何か、2種類の出向の違いを解説していきます。
出向に興味があるければ、あまり詳しいことを知らないという人はぜひ最後までお読みください。

出向とは何か?

出向とは、一般的に出向元企業に在籍しながら他社で働く働き方のことです。
例えば、新型コロナウイルスが流行している現代は、仕事量が大幅に減っている会社もあります。
そのような会社が雇用を維持するためには雇用調整助成金を活用し、社員に休んでもらっているかと思います。
しかし、雇用調整助成金の増額にも予算に限りがあり、いつ終了するかわかりません。
そこで、新しい雇用維持の方法が出向です。
出向を使うことで、人手の足りない会社に社員を期間限定で送り出し、仕事をしてもらいます。
そうすることで、人件費を抑えることができる上に、期間終了後は戻ってくるので、雇用も維持できます。
また、出向には2種類あり、状況・目的によって使い分けることができます。

在籍型出向とは?

在籍型出向とは、出向元の社員が出向元に在籍しながら出向先企業で働く出向のスタイルです。
先ほど説明した、雇用を維持しながら人件費を抑えたい場合に使います。
また、そのほかにも社員を他社で研修させたい場合にも使うことがあります。
期間や給与の負担割合については、出向元と出向先の話し合いにより決定します。
一般的に、期間は3ヶ月から2年ほどで、給与については折半となる場合が多いです。

転籍型出向とは?

転籍型出向とは、出向元との雇用契約を解消し、出向先で新たに雇用契約を結び直す出向のスタイルです。
基本的には一度出向すると、戻ってくるということはありません。
従業員からすると、転職に近い形のスタイルになります。
こちらは、雇用の維持が不可能で、さらに今後の需要も見込みが立たない場合に使われるケースが多いです。
給与・条件等については基本的に出向先と出向者本人が話し合い決定します。

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